2016年8月15日月曜日

五、脊振山中腹 茶祖栄西禅師記念像

四、脊振山頂のつづきです。

山頂での野点を終えると、
脊振山を下って中腹を目指します。


栄西記念像はカーナビでも表示されました♪


脊振は山岳信仰の聖地で、
「脊振千坊」とうたわれた霊仙寺の多門坊跡には、
栄西禅師の記念像がたてられています。

脊振山は走り屋さんにとっても “ 聖地 ” なんですね~
あああ、タイヤ痕が・・・(;'∀')

到着。


日本のお茶は、
宋から帰国した栄西禅師が脊振山で
お茶の種を蒔いたのが始まりだそうです。


像の前で点てたいところですが、

↓こういうのが襲ってくるんです。


そこで、車点前

(造語です。そのような言葉はございません)


なんと、

トヨタヴイッツの助手席「グローブボックス」という装備は
お茶を点てるのにピッタリ。 

移動式トレイは長板がわり


 狭いので少々不自由ではありますが。







白扇で覆ってお運びします。

歩き方も大切ですね。




お茶並木を通って、木立の奥へ



いざ、献茶。 






芋虫や技量問はぬと茶祖笑う

いもむしや ぎりょうとわぬと ちゃそわらう
季語:芋虫(三秋)






以上、ありがとうございました。






四、脊振山頂




2016年 8月13日 
1,054.6m 
脊振山頂にてお天気 快晴


福岡を朝5時に出発したとき、

遠く脊振山頂は
霧に覆われていました。



晴れていたらこんなふうに見えるはずです。
(2015年11月撮影)


三年前の3月に登ったときは、
山頂は濃霧で進めませんでした!
(2014年3月撮影)


しかし、心配は杞憂に。
近づくにつれ霧は晴れてゆきます。



山頂付近から下界を見下ろすと、まだ靄がかかっていましたが、


登り切るとこのとおりの快晴です!!

ここは標高1,054.6m脊振山頂。
脊振神社上宮。




霧晴れていざあそびせむ神の山

きりはれて いざあそびせむ かみのやま
季語:霧(三秋)




今回は、座布団を持参したのがとてもよかったです!

“お薄、差し上げます”


本日の茶菓子は
愛媛県の銘菓セレクション
山田屋まんじゅう
山の上でいただくと、なぜだかとても甘く感じます。










まずは、弁財天様へ 献茶




“結構なお点前でございます”



 “では、自服”




お社の横に見えるのは、レーダードーム。
空も青すぎて、シュールですね。


“仕舞わさせていただきます”



“おあがりにくうございました” 





登山道の左手、フェンスの向こうは
航空自衛隊の脊振山分屯基地

自衛隊敷地内の、役小角像






以上、まずは山頂での野点でした。
続いては、日本で最初にお茶が植えられた場所へ!